gomibako

思想・感情・オタク

正月休み

9連休。さすがに時間を持て余して、ジョジョ5部を観るためにNetflixに登録した。ついでに攻殻機動隊TVシリーズも観返している。何度見てもボロ泣きしてしまう「さよなら、バトーさん」。

アニメはまとめて観る派だけど、ジョジョは毎回我慢できなくていつも放映期間中に追いついてしまう。一昨年の正月休みには4部を一気に観た(もちろんスゲーッ爽やかな気分になった、新しいパンツをはいたばかりの正月元旦の朝のように)。

ジョジョはどの部を観ても、プラスの感情だけを活性化してくれる。もちろん原作の漫画を読んだときもそうだけど、アニメはもっとスゴい。目から耳からグワッとエネルギーが流れ込み、全身に栄養がいきわたるような、根拠のない希望が自分の中できらめきはじめるような、そういうサワヤカな気持ちになる。ジョジョを観ているときの私は、いつもの意地悪でひねくれて暗くていじけた私じゃないと感じる。やっぱり少年漫画はすごい。

でも4部から一転して、5部は今からつらいな・・・考えるだけでもツラい。なのでなるべく考えない、特にナランチャのことは・・・。

5部で一番好きなのはミスタなんだけど、声優が発表されたとき、ちょっとえぇ~?と思った(もっとガサツでワキガっぽい(?)声のイメージだった)。けど観てたらなんだかんだ馴染んできました。うーんでもやっぱ赤羽根健治さんの方が好きかなぁ・・・

そういえば、9月にジョジョ展に行った。

あんなに出かけるのが嫌いなのに、なぜ行こうと思ったのかわからない。三連休の最終日に行ったのでもちろん超混んでたし、グッズも売り切ればっかりだったし、そもそも電車に乗るの嫌いだし、暑いし・・・。でも、こういう風に何かに欲望を向けることができて幸せだと思った。なぜならここ数年、欲望を抱くことを抑圧する癖が高じて、そもそも初めから何かを欲そうとしなくなってきているから。常に受け身で、楽しくなくていいからとにかく少しでも苦痛を減らすことしか考えていない。こんなんで生きてて楽しいのか・・・?いや全く楽しくはないが、まぁこんなもんだろう、と思って生きていく私に、ジョルノはゴールドエクスペリエンスで生命を吹き込んでくれるのである・・・。