gomibako

思想・感情・オタク

未だ何者にもなれない私へ

サブカルクソ女として恥じることない半生を送ってきました。それ以上のものには、未だなれていません。

数年前に大学を辞めたときから、方向感覚を失ったまま生きています。自分が何歳かもちょっとよくわかりません!!

20歳のときメンタルをぶっ壊して大学を休学、入院しました。私の通っていた大学の休学は最長4年間なので、4年まるまる休学。その間はたくさん絵を描いたり、映画やアニメを観たり、本や漫画を読んだり麻雀打ったりピアノやギター弾いたり…。雀荘や探偵社やスナックでアルバイトをしたりもしました。知人と会うのはなんか怖くて、ほとんど連絡もとらず、ずっとひきこもってました。それなのに今も変わらず仲良くしてくれている友人達、なんて心が広いんだろうか~~~~ありがとう~~~~!!!!!!

私が通っていた早稲田大学は、良い意味でバラエティ豊か、悪い意味で言えば優等生と劣等生の格差が激しいという印象でした(もちろん私は劣等生の方です…)。

成績優秀で留学に行ったりとかもして、サークルもバイトもしっかりやって、ばっちり就活キメてきちんと4年で卒業する超人もいれば、サークルやってるだけなのに留年して5年生6年生とかいう人もフツーにいる。まず他の大学よりも留年する人の割合が圧倒的に高いし、途中で大学に来なくなる人もメチャクチャ多い。しまいには「中退して一人前」とかいう(もちろん冗談ですが)。

私は文学部の哲学コースに在籍していたのですが、そこの人達はより一層クセがすごかった。天才から本物のバカまでそろい踏みって感じだった。私はその中でバカにもなれない劣等生だった。学部学科の先輩で、トリプルファイヤーというバンドの吉田さんという方がいるのですが、なんかもう象徴的で…。こういう人が、本物のバカの部類です(褒めてる)。こういう大学で数年過ごした悪影響か、「なんとかなるでしょ~ヘラヘラ」みたいなクソな一面がスクスク成長してしまった。別にいいけど。

gakumado.mynavi.jp

日本で二番目に学生の多い大学なので、身近から有名になってゆく人もそれなりに多いです。皆大企業に就職してゆくし、声優、バンド、小説家などクリエイティブな方面で活躍する人もとても多いです。あ~あの人が、ってこと結構あります。わかりやすく何かになれて、肩書で己を示せるのっていいですよね~。許されている感じがして。私は特に何も示すものがないですけど、まぁ特に何も努力してないんで完全に自己弁護ですけど、「未完成」であることはある程度完成度が高いと思っています。「俺はまだ本気出してないだけ」ってあえて未知数を残すことは、別に悪いことじゃないと思うんですよね。サルトルの「その人が何者であるかは、その人が行ったことのみにて決定される」っていう価値観もまぁ現実的で耳が痛いんですけど、私みたいに余白を残さないと生きてゆけない人間もいるんですよね…。

私はこの歳でフリーターな上に、なんかよくわからん経歴も相まってか「なんかNUMさんって謎だよね…」みたいに言われることが結構多いです。会話をすればサブカルクソ女だし、まぁそりゃそうかとも思うんですけど…でも「謎」って、未知数を感じられていい言葉ですよね…(悪口だったとしてもいいよ)。

昔から、あれになりたい、これになりたいという将来の夢がありませんでした。小学校の頃から身体もメンタルも弱々だったので、日々を生きるのに精一杯だったし、そもそも普通に生きることってできるのかな…?と思ってました。予想通り、大人になった今もやっぱり身体もメンタルも弱いので、普通には働けないし、いつか自分の納得できるような「何者か」になれるのかな?という不安で毎日死にそうです。正直、暗黒と言っても差し支えないくらいの20代でした(あと二年あるけど)。でもその余白、未知数を愛することができないと、これから生きていくのとってもつらいだろうな…と思うので、これからも「謎」なまま生きていきたい。