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NUM

ゴミ箱

覚書

小学生。『星の王子さま』。星新一全集。銀色夏生の小説(詩ではなく)。まだ選り好みせず。
中学生になり江國香織井上荒野林真理子、永井するみ、藤堂志津子角田光代吉田修一本多孝好など好む。背伸びをしていたわけではなく"大人の女性"というものに対する窃視的欲望。江國香織に耽溺したことは一番決まりの悪い厨二的経験である。中学生はお洒落でセンチメンタルで意味深な文章の魅力に抗えない。長野まゆみに出合う。シャーロック・ホームズシリーズを読破。
高校生、ミステリ・サスペンスを好むようになる。犯人探しに興味は湧かず正統派探偵小説はあまり読まない。叙述トリックを用いたミステリを読む快感に出合う。乾くるみ貫井徳郎奥田英朗今邑彩森博嗣法月綸太郎など。幻想・怪奇小説にも徐々に手を出し始める。恩田陸小川洋子桜庭一樹夢野久作森見登美彦三浦しをんを一番楽しく読んだ時期。主にこの頃形成された好みは今も根強く残るものがある。強烈なエンタテインメント性を求めた時期。映画や漫画やアニメを嗜む習慣があまりなく得られうる知的快楽を全て小説に求める。
大学生、幻想小説への傾倒が強まる。皆川博子津原泰水倉橋由美子森茉莉江戸川乱歩。翻訳小説ぎらいだがワイルドやボードレールを試す。森見登美彦を楽しく読めなくなり悲しむ。哲学コースに進級したため、哲学・思想関係の本を読むようになる。映画、漫画、アニメの楽しさを覚える。娯楽の分散。歳を取り嗜好の偏りが顕著になる。